大門 宏 監督
2012年のレースを終えて

日本人選手のレベル向上も目標の1つとして注力していきます

2012年のTeamNIPPOは、日本国内の数々のレースで個人優勝・総合優勝を果たし、充実したシーズンとなりました。11月30日、来シーズンの展望を含め、大門監督に今シーズンを振り返った感想を伺いました。



Q:2012年を振り返った感想は?

大門 : 今シーズンは、レース中の落車や選手の病気などといった大きなアクシデントがなく、運にも恵まれて、選手の実力を十分に発揮できたシーズンだったと思います。
TeamNIPPOは日本人選手の世界ランキングを目指した育成を目的の1つに掲げて活動していますが、佐野選手はアシストとしての役割をしっかりと果たし、イタリアのチームから認められ、来シーズンからイタリアのプロコンチネンタルチームに移籍することになりました。また、内間・小森・早川の各選手も順調に育っています。
また、大学在学中に自転車ロードレースの本場・ヨーロッパにおいて、レースの経験を通じて実力向上を促すべく、榊原・中根の両選手をメンバーに加えました。いずれも良い成果を上げており、新しい試みのスタートも順調なシーズンでした。



Q:ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

大門 : 今年でTeamNIPPOの監督を務めて、18年目となります。TeamNIPPOとして常に新しいことに挑戦し続けていますが、これまでの積み重ねがあってこそできることです。長期的な視野に立って、世界で活躍できる日本人選手の育成・強化に努めていますが、この視点においても、多くのファンの皆さんからご声援をいただければ幸いです。
※学生2名を含む来シーズンの日本人メンバーについては、12月8日(土)に、当ホームページにて発表する予定です。

橋川 健 コーチ
2012年のレースを終えて

若手選手の強化・育成に向け日本からの声援をお願いします

TeamNIPPOのコーチの他、TeamNIPPOのアマチュアサテライトチーム「チームユーラシア」の監督として指揮を執る橋川氏。若手日本人選手の強化・育成に注力し、予想以上の成果が上がった今シーズンが終了した11月30日、来シーズンへの意気込みなどを含めインタビューしました。



Q:2012年を振り返った感想は?

橋川 : TeamNIPPOではコーチとしてだけでなく、南アフリカやベルギーでの大会の他、「ジャパンカップ2012」(栃木県宇都宮市開催)で監督を務めました。

また、若手選手の育成・輩出をねらいの1つとする「チームユーラシア」の監督3年目を終えました。シーズン開幕時、結果を残せなければチームの存在意義を問われることになる、という危機感を抱いてレースに臨みました。
結果、海外のアマチュアの大会で2度の優勝、また格上のチームが出場するレースで8位入賞という、当初は5年目の目標と思っていたことを前倒しで達成できました。これも選手の頑張りがあってこそと思っています。まさに充実したシーズンとなりました。



Q:来シーズンについては?

橋川 : 「チームユーラシア」の目標は、日本人若手選手を世界の舞台に、プロとしてステップアップさせることです。
来シーズンは、1名がベルギーのコンチネンタルチーム、もう1名は日本のコンチネンタルチームへ移籍することになりました。他のチームが必要とする人材に育ったことで、当初の目標を達成でき、喜ばしく思っています。

TeamNIPPOや「チームユーラシア」の2013年は、1992年〜94年生まれのさらに若い選手が中心のメンバーで、再スタートします。


レースで良い結果を出せば、海外のチームでプロになれるという好例が、日本の若手選手に良い刺激を与えていると考えています。
そのためにも、監督として、「こう走れば勝てる!」という的確な指導で選手の能力を引き出し、自信を持たせるようにしたい。自転車ロードレースは自然との闘いであり、コースやレース展開などさまざまな要素で、あらゆる状況への対応が求められます。それらと選手のコンディションやモチベーションを上手くかみ合わせ、結果を残せるよう選手を指導することが、コーチおよび監督の重要な使命の1つと思っています。


かつて私は、ベルギーで10年間、選手として活動してきました。外国人であることを強く意識させられましたが、ファンの皆さんが手厚く応援してくれたことは忘れられまん。同じような経験をより多くの日本人の若手選手に体験してもらいたい。そして、海外のチームやレースに通用する日本人選手をより多く育成するという大きな目標を、大門監督と共に実現させたいですね。
同時に、海外で暮らす社会人の1人として、コミュニケーション能力やスキル・マナーを、まるで中学校の教師になった気持ちで教え込んでいきたいと考えています。



Q:ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

橋川 : コンチネンタルチームのTeamNIPPOは、日本の各チームの中では「特別な存在」といえると思いますが(笑)、その中でも「チームユーラシア」も若手日本人選手の育成という使命の1つを果たしつつ、良い成績を残せるよう戦っていきます。来シーズンもヨーロッパのレースが舞台となりますが、ぜひ日本からのご声援をよろしくお願いいたします。

中根 英登 選手
2012年のレースを終えて

皆さんの期待に応えられる走りができるよう頑張ります

プロデビューして1年目。大学4年生とTeamNIPPOとの両立を無事に果たして、今シーズンを終えた中根 英登選手。
11月30日、今シーズンの感想と来シーズンへの息込みを中根選手に伺いました。



Q:2012年を振り返った感想は?

中根 : 当初は、大学4年生とプロのロードレーサーとの両立ができるのか不安でした。
春休みの2か月間、イタリアに遠征し、本場のレースに出場する機会を得ました。この時は、不安を募らせるよりも、早くTeamNIPPOの一員として「やってやる!」という意気込みの方が強くなりました。
スタートからの100kmをチーム5人で逃げ切れたことや、イタリア人のチームメイトに「よくやった」と誉められたことが大きな自信になりました。そしてこれからもどんどんチームに貢献していきたいという思いで、その後のレースに臨みました。
10月23日〜25日に宇都宮市で開催された「ジャパンカップ2012」では2度の山岳賞を獲得、その後、11月23日〜25日の「ツールドおきなわ」でもチームのオーダーに応える走りができ、改めて充実感を感じています。
他の大学生にはできない経験をさせて頂いて、本当にありがたく思っています。



Q:来シーズンに向けた意気込みは?

中根 : 来年春に大学を卒業し、来シーズンもTeamNIPPOでお世話になります。
今シーズン以上に、チームが求める走りを全うできるよう、全力でレースに臨んでいきます。



Q:ファンの皆様へのメッセージをお願いします。

中根 : まずは名前を覚えてください!(笑) そして、皆さんの期待に応えられる走りができるよう頑張ります!

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